※DMMモバイルのかけ放題のイメージです。
追記2017年6月19日に、「いつでも電話」と「10分電話かけ放題オプション」のサービスが開始されました!
LINEモバイルには『かけ放題』と呼ばれる通話し放題の料金プランはありません。
「電話はLINE通話しか使わないよ」という人はあまり気にならないと思いますが、たくさん電話を利用する人にとっては死活問題です。
LINE通話が使えない相手に電話をかける場合にもお得に通話するために、LINEモバイルの通話料金を安くする方法についてまとめました。
目次
LINEモバイルの通話料金はいくら?
LINEモバイルで電話をかけた場合「通話料金は30秒20円」です。
通話アプリ「いつでも電話」を使って電話をかければ、通話料金は半額の「30秒10円」に!
docomoやau、SoftBankのような「かけ放題」の料金プランはないので、他社の格安SIMと同じように「電話をかけた分だけ通話料金がかかる」ことになります。
「10分電話かけ放題オプション」に加入すれば、10分以内の電話が何度でも、だれとでも、月額880円でかけ放題になります。
通常は30秒で20円なので、1分40円、5分200円、10分400円、30分1200円、60分2400円になります。たくさん電話をかければかけるほど無視できない金額になっていきますね。
1ヶ月の通話時間・料金の目安
毎日2分の通話:60分2400円/30日
毎日3分の通話:90分3600円/30日
せっかく月額料金が安いLINEモバイルに乗り換えても、通話料で圧迫されるとメリットが半減してしまいます。
"普通に"電話をかけたらそうなんですが、LINEモバイルでは他にも通話する方法や通話料金を安く抑える方法があるので、次の章で詳しく解説していきます。
LINEモバイルの通話料金を安くする方法
LINEモバイルをより快適に使うために、通話料金を安くする方法とそれぞれのメリット・デメリットについて解説します。
▼LINEモバイルの通話料を安くする方法
- LINEアプリの無料通話を使う
- LINE Out Freeの無料通話/LINE Outの有料通話を使う
- 楽天でんわ(アプリ)を使う
⇒「いつでも電話」&「10分電話かけ放題オプション」についてはこちら
ではひとつずつ見ていきましょう。
1. LINEアプリの無料通話を使う
LINEモバイルユーザーなら絶対にはずすことができないのが「LINEの無料通話」です。
LINEアプリの魅力のひとつである無料通話は、LINEで友だち登録している人と無料で通話ができる優れものです。
電話をかけたい相手のLINEトーク上で「電話マーク」をクリックすれば、簡単に無料通話を開始することができます。
音声通話だけでなくビデオ通話も無料で利用できるので、LINE友だちとの通話はこのLINE無料通話だけでこと足りてしまいます。
LINE無料通話のメリット
- 通話料無料でLINE友だちと通話ができる
- 音声通話だけでなくビデオ通話もできる
- LINEアプリ内から簡単に通話ができる
- LINE無料通話もカウントフリーの対象
LINEモバイルユーザーであればLINEはカウントフリー(使い放題)の対象なので、LINEの無料通話をいくら使ってもその通信量すらかかりません。完全に使い放題です!
料金は一切かからないので、普段はLINEの無料通話を使っていれば通話料金をかなり節約できます。
LINE無料通話のデメリット
- LINE友だち以外とは通話ができない
- 固定電話や携帯番号にはかけられない
- 通話料無料でも通常は通信量がかかる※
便利なLINE無料通話にもデメリットがあって、LINE友だち以外とは通話ができません。固定電話や携帯電話の番号には電話がかけられないので、そういう場合は普通に電話をかけることになります。
LINEの無料通話は通話料はかかりませんが、通常はLINEアプリの通信量がかかります。
※相手がLINEモバイルユーザーではない場合は通信量がかかるので、長電話をする場合は相手がWiFi環境にいるのか?などを確認してあげるといいと思います。
LINEモバイルユーザーのメリット
2. LINE Out Freeの無料通話/LINE Outの有料通話を使う
LINE Out(Free)は、LINEアプリ内から利用できるLINEのIP電話サービスです。
LINEの無料通話と違って、LINE友だち以外にも電話がかけられるのが最大の特徴で、国内外の固定電話や携帯電話に”無料または格安”で電話ができるサービスです。
LINE Outの目玉サービスには『LINE Out Free』という無料通話があります。
1日に利用できる回数や通話時間の制限がありますが、固定電話や携帯電話に無料で電話がかけられます。
LINE Out Freeの利用制限/条件
・携帯電話には1回あたり1分間
・1日に5回まで無料通話が利用できる
※日本への通話の場合
無料通話の前に広告を見る必要がある
時間がくると勝手に通話が切れるので、それ以上話したい場合は再度かけなおすか、別の方法で通話してください。
無料通話を使うには、電話をかける前に数秒の広告を見る必要があるので、急いでいる場合にはあまり向きません。時間に余裕のあるときに利用しましょう。
使い方は連絡帳などからLINE通話を長押しするとLINE Outの通話画面が開きます。上の「LINE Out Free」を押すと無料通話と有料通話の選択ができます。
LINE Outはチャージ式のプリペイド携帯のような使い方で、あらかじめ利用する金額をチャージすることで、通常よりも格安な通話料金で電話をかけることができます。
購入から30日間、決められた時間までお得に話せる「30日プラン」と、電子マネーのように利用する金額を前もってチャージする「コールクレジット」があります。
LINE Outの料金表 | |||||
30日プラン | 通常料金(比較用) | ||||
日本から固定と携帯 | 120分 | 720円 | 1分6円 | 4800円 | 1分40円 |
60分 | 390円 | 1分6.5円 | 2400円 | ||
日本から固定 | 60分 | 120円 | 1分2円 | 2400円 | 1分40円 |
コールクレジット | |||||
チャージ金額 | 120円、360円、600円、1200円、3600円、6000円 | ||||
通話料金 | 日本から固定:1分3円、携帯:1分14円 |
30日プラン(120分)は1分あたり6円と格安なので120分話せて720円ですが、通常料金だと120分話したら4800円もかかります。
コールクレジットは固定電話には1分3円なので120分話してもたったの360円、携帯電話にも1分14円で120分でも1680円で通話できます。
これはLINE Outの料金イメージです。(LINE Outは以前はLINE電話と呼ばれていたので名残があります。)
LINE無料通話が使えない相手と通話するなら、LINE Outを使えばかなり通話料金が安く抑えられます。前もって購入しておく必要はありますが、これだけ安くなるなら利用する価値はありますよね。
ちなみにコールクレジットにはオートリチャージという、残高が50以下になったら自動で設定金額をチャージする機能があるので、チャージの手間すらかかりません。
LINE Out/LINE Out Freeのメリット
- LINE友だち以外にも電話がかけられる
- LINEアプリ内から簡単に利用開始できる
- 制限つきで無料通話が利用できる
- おどろくほど通話料金が安くなる
- LINE Outもカウントフリーの対象
LINE OutもLINE内のサービスとして、LINEモバイルのカウントフリーの対象です。通常ならデータ通信量がかかりますが、LINEモバイルユーザーなら通信量は”ゼロ”です。
LINE Out Freeを使えば、通話料&通信量ともに”無料”で固定電話や携帯電話にも電話がかけられるので、有効活用してください。
LINE Out/LINE Out Freeのデメリット
- 使う前に料金をチャージする必要がある
- 緊急電話には使えない
LINE Out(Free)はとってもお得で便利な通話手段ですが、使う前に料金をチャージしなければいけないというデメリットがあります。通話料が安いことはわかっていても、前払いに抵抗を感じる人もいると思います。
それとLINE Outでは110番や119番などの緊急電話にはかけられないので注意してください。
※LINE Out(Free)は「+81」という識別コードが付きますので、例えば090~の携帯番号からLINE Outを利用して電話をかけた場合、相手には「8190~」のように表示されます。(090の最初の0が消えて代わりに81が付きます。)
LINEモバイルユーザーのメリット
3. 楽天でんわ(アプリ)を使う
追記2017年6月19日に、「いつでも電話」と「10分電話かけ放題オプション」のサービスが開始されたので、楽天でんわアプリはもう必要ないかもしれません。参考として一応記事は残しておきますね。
◆参考◆
楽天でんわのアプリを使うと、5分以内の通話が月額固定でかけ放題になります。”ただし楽天モバイルユーザーに限る!”という条件付です。
じゃあ楽天モバイル以外の人には利用価値がないのか?というとそんなことはありません。
実は、楽天でんわのアプリを使って電話をかけると、楽天モバイルユーザー以外の人でも「通話料が半額(30秒10円)」になります!しかもアプリの利用料は無料です。
利用方法は、楽天でんわの公式ページで「楽天でんわ利用登録」をして、専用アプリ(無料)をダウンロードするだけ。※登録にはクレジットカードが必要です。
楽天会員なら、楽天会員のIDとパスワードでログインして、利用する携帯電話番号とクレジットカード情報を入力すれば完了です。楽天会員でない人は、楽天会員への登録を兼ねて登録できます。
申し込み完了時に「楽天でんわマイページ」のログインIDとパスワードが表示されるので、必ずメモするかスクリーンショットで画像を保存しておきましょう。
あとはappストアから「楽天でんわ」のアプリ(無料)を入手すれば、むずかしい設定などをすることもなく、楽天でんわアプリから電話をかけるだけで通話料が半額になります。
使い方は簡単。楽天でんわアプリを開いて→アプリ内の連絡先から電話をするだけです。「電話マーク」を長押しすれば条件を変更して電話をかけることもできます。
003768という番号をつけた「楽天でんわで発信」した通話のみ、通話料金が半額の30秒10円になります。通話料金は楽天でんわで通話した時間の分だけ、登録したクレジットカードで後払いになります。
ちなみに003768を付けて発信しても、相手には普通の携帯番号(090~)が表示されます。
楽天でんわのメリット
- 通話料金が半額になる(30秒10円)
- 電話回線を利用するので通話の音声品質が劣化しない
- 利用登録をしてアプリをインストールするだけで使える
- 使った分だけ後払いなので料金チャージの必要がない
- アプリの利用料がかからない(無料)
- 通話料100円につき楽天ポイントが1ポイント貯まる
LINE通話やLINE Outがパケット通信を使って通話するのに対して、楽天でんわは電話回線を使って通話するので、音声品質の劣化がまったくないのが特徴です。
楽天でんわアプリから電話をするだけで、通話料が半額になるという魔法のようなアプリです。楽天モバイルユーザーのような使い放題はつかえませんが、一度登録してしまえば簡単に通話料が半額になる便利なアプリです。
LINEの無料通話が使えない相手で、LINE Out FreeやLINE Outを利用しない場合は、楽天でんわを利用すればそれだけで通話料は半額です。
さらに楽天ポイントも貯まるので、楽天会員は2度おいしいサービスですね。ちなみに、楽天カードで登録すると「楽天でんわの利用ポイント+楽天カードの利用ポイント」で2倍ポイントが貯まりますよ♪
楽天でんわのデメリット
- 利用登録にはクレジットカードが必要
- 緊急電話には使えない
- LINE Outほどは安くならない
楽天でんわもLINE Outと同じで、110番や119番などの緊急電話には使えません。
そして簡単に通話料が半額になりますが、LINE Outほどは安くなりません。いつも決まってたくさん電話をする人は、LINE Outを利用したほうがお得なことは確かです。
LINEモバイルの通話料金の請求日
LINEモバイルの通話料金は、利用翌月の下旬に確定して利用翌々月に決済されます。
月額基本利用料は月末締めの翌月5日頃に決済ですので、月額基本利用料と通話料金の請求には1ヶ月のズレがあります。
2月利用分 | 確定日 | 決済日 |
月額基本利用料 | 2月末日 | 3月5日頃 |
通話料金 | 3月下旬 | 4月5日頃 |
この例では、3月5日頃に決済になるのは「2月の月額基本利用料+1月の通話料金」で、4月5日頃に決済になるのは「3月の月額基本利用料+2月の通話料金」になります。
実際の支払い日は、LINE Payカードなら決済日ですが、クレジットカードの場合は、クレジットカードの締め日→請求日になります。
例えばLINEモバイルの支払いクレジットカードに楽天カードを登録している場合、楽天カードの締め日(月末)→請求日(翌月27日)になり、3月5日頃に決済された分は4月27日に支払うことになります。
クレジットカード会社によって締め日と請求日が違うので、確認しておくといいと思います。
LINEモバイルに乗り換えた翌月の決済には通話料金の請求は来ないので、「なんかめっちゃ安い」「得した♪」などと勘違いして、電話を使いすぎないように注意してくださいね。
LINEモバイルの通話料金を安くする方法まとめ
以上がLINEモバイルの通話料金を安くする方法になります。
かける相手や用途によって利用するアプリや通話方法を選択して、その都度ベストな方法で電話をかけるのがいいですね。
せっかく基本利用料が激安になったのに、「通話料がかさんで逆に高くなっちゃった…」なんてことにならないように、賢い通話方法をマスターしてお得なスマホライフを満喫してください♪
あわせて読んでおきたい記事一覧
公式サイト
>>LINEモバイル
開催中のキャンペーン情報はこちら
>>LINEモバイルのキャンペーン情報