LINEモバイルはカウントフリーでLINEやSNSが使い放題になるので、月間データ容量を使いきれずにあまらせてしまいそう…と心配する人もいると思いますがご安心を。
LINEモバイルでは「あまったデータ量は繰越できる」ので経済的です♪
ただし、”繰越できるデータ量”と”繰越できないデータ量”があるので注意してください。
この記事では、LINEモバイルのデータ繰越について詳しく解説するとともに、LINEモバイルの独自サービス「データプレゼント」の利用方法もご紹介していきます。
目次
LINEモバイルのデータ繰越
LINEモバイルでは、あまったデータ量を翌月まで繰越すことができます。
たとえば3GBプランの人が1GBあまらせた場合は、翌月は3GB+1GB=4GB使えることになります。
データ繰越をするために特別な手続きなどは必要なく、月をまたぐと同時に、あまったデータ量が自動で繰越される仕組みになっています。
繰越されるデータ量に上限などはないので、あまった分は何GBでも繰越ができます。
ただしデータ量の繰越ができるのは翌月までで、繰越したデータ量の使用期限は1ヶ月になります。
LINEモバイルのデータ繰越
・繰越せるデータ量には上限はない
・繰越せるのは翌月まで、使用期限は1ヶ月
LINEモバイルはカウントフリーでLINEやSNSが使い放題になるので、今までと同じように使っていてもデータ量の消費が少なく、あまらせてしまうこともあるので、データ繰越ができるのはうれしいですね♪
LINEモバイルのデータ繰越の注意点
LINEモバイルのデータ容量には、「基本データ量」、「データ量の追加」、「前月繰越」、「データプレゼント」の4種類があります。
下記はマイページのデータ残量の画面です。
表面的には同じデータ量ですが、内部ではきちんと仕分けされていて、これらのデータ量には「繰越せるデータ量」と「繰越せないデータ量」があります。
見分け方は簡単で、マイページで確認できるデータ残量の”円グラフの色分け”で見分けられます。”緑色”のデータ量は繰越しができて、”青色”のデータ量は繰越しができないデータ量になります。
▼繰越せるデータ量(緑色)
- 「基本データ量」
- 「データ量の追加」
▼繰越せないデータ量(青色)
- 「前月繰越」
- 「データプレゼント」
それぞれのデータ量について、詳しくみていきましょう。
繰越せるデータ量「基本データ量」
LINEモバイルの料金プランに含まれている基本データ量(高速通信が可能な月間データ容量)は、あまった分は翌月まで繰越すことができます。
LINEモバイルの料金プラン
プラン | LINEフリープラン | コミュニケーション フリープラン |
MUSIC+プラン | |
選べる月間データ容量 | 1GB | 3GB/5GB/7GB/10GB | 3GB/5GB/7GB/10GB | |
月額料金 | データSIM | 500円~ | 1100円~ | 1810円~ |
音声通話SIM | 1200円~ | 1690円~ | 2390円~ | |
カウントフリー対象サービス (使い放題) |
LINE | LINE |
LINE LINE MUSIC |
LINEフリープランでは1GB、コミュニケーションフリープランとMUSIC+プランでは3GB、5GB、7GB、10GBが、基本データ量として料金プランに含まれています。
これらの基本データ量があまった場合は、自動で翌月に繰越されます。
※後述しますが、当月分の基本データ量はデータプレゼントにも利用できます。
繰越せるデータ量「データ量の追加」
高速通信が可能な月間データ容量を使い切ってしまった場合は、データ量の追加購入ができます。
カウントフリーの対象サービスなら基本データ量を使い切っても高速通信が可能ですが、その他の通信では200kbpsの低速通信で利用することになります。
データ量を追加購入することで、その他の通信でも高速通信を利用することができます。
追加データ量 | 金額 | 使用期限 |
0.5GB | 500円 | 翌月末 |
1GB | 1000円 | 翌月末 |
3GB | 3000円 | 翌月末 |
※追加購入できるのは「1ヶ月に3回まで」です。 |
追加購入できるのは、0.5GB/500円、1GB/1000円、3GB/3000円の3種類で、追加購入したデータ量があまった場合は、自動で翌月まで繰越されます。
1GBあたり1000円という価格は標準的ではあるものの、決して安い金額ではないので、必要な分を少しずつ購入するのがいいと思います。
ただし追加購入できるのは1ヶ月に3回までなので、計画的に利用してください。
データ量の追加かプラン変更か?
毎月のようにデータ量を追加購入するようなら、料金プランが合っていない可能性が高いので、プランの見直しを検討したほうがいいでしょう。
ちなみに、音声通話SIMの場合の1GBあたりの単価は以下のようになっています。
音声通話SIM | コミュニケーションフリープラン | MUSIC+プラン | ||
月間データ容量 | 月額 | 1GBあたり | 月額 | 1GBあたり |
3GB | 1690円 | 563円 | 2390円 | 796円 |
5GB | 2220円 | 444円 | 2720円 | 544円 |
7GB | 2880円 | 411円 | 3280円 | 468円 |
10GB | 3220円 | 322円 | 3520円 | 352円 |
LINEフリープラン 1GB/月額1200円 |
ひとつ上のデータ容量のプランとの差額は500~600円なので、毎月0.5GB/500円を購入するくらいなら、1ランク上のプランに変更したほうが容量も2~3GB増えるのでお得です。
プラン変更の手順についてはこちらの記事をご覧ください。
繰越せないデータ量「前月繰越」
前月にあまって繰越した分の”元”基本データ量は、そこからさらに翌月には繰越すことはできません。
データ量が繰越せるのは”翌月まで”なので、翌月末時点であまっていた場合は、月が変わると同時に自動的に消滅することになります。
繰越せないデータ量「データプレゼント」
LINEモバイルには、「データプレゼント」という独自のデータシェア機能があります。
LINEモバイルユーザー同士で基本データ量をプレゼントしたり、逆にプレゼントしてもらったりできるサービスで、家族やLINE友だちとデータ容量がシェアできます。
このデータプレゼントでもらったデータ量は「使用期限が当月末まで」なので、あまった場合に翌月へは繰越すことができず、月が変わると同時に消滅してしまいます。
LINEモバイルのデータ消費の優先順位
LINEモバイルのデータ容量にはいくつも種類があって、繰越せるものと繰越せないものがあって、プレゼントもできて・・・となると、
これらのデータ量がどういう順番で消費されるのか?ちょっと気になりますよね。
LINEモバイルで消費されるデータ量の順番はつぎの通りです。
▼消費されるデータ量の順番
- 前月繰越
- データプレゼント
- 基本データ量
- データ量の追加
最初に前月からの繰越分が消費されて、つぎにデータプレゼントでもらった分、そのあとで基本データ量が消費されて、最後にデータ量の追加分が使われます。
この並び、どこかで見覚えありませんか?
実はこれ、マイページに表示されている順番と同じなんです。先ほどの画像↓
こうやって見るとわかりますが、繰越せない分から先に消費してくれているんですね。
これを知っているとデータ容量を確認するときに便利ですよ♪
ちなみに、データ増量キャンペーンでもらえる3GB×2ヶ月分はデータ量の追加に含まれるので、あまった分は翌月まで繰越せますよ。
LINEモバイルのデータプレゼント
さきほどから何度も名前がでているので、気になっていた人もいると思いますが、LINEモバイルには「データプレゼント」というデータ容量をシェアできるサービスがあります。
データプレゼントは、LINEモバイルユーザー同士なら手数料無料でデータ量のプレゼントができます。
プレゼントできるのは”基本データ量から”なので、追加購入したデータ量や前月繰越分、プレゼントでもらった分のデータ量はプレゼントできません。
そして、データをプレゼントし合うには、お互いがLINEモバイルの「利用者連携」をしている必要があります。
LINEモバイルの利用者連携とは?
利用者連携は、データプレゼントやデータ残量の確認などの便利機能を使うために必要なもので、LINEモバイルの公式アカウントと連携させる手続きです。
LINEモバイルの公式アカウントとの連携は強制ではありませんが、LINEモバイルの便利機能を使い倒すために連携させておいて損はありません。
LINEモバイルの連携には「契約者連携」と「利用者連携」があって、それぞれ役割や利用できるようになるサービスが違います。
LINEモバイルの連携でできること
・LINE公式アカウント上でのマイページログイン
・LINEポイントの付与(月額基本利用料の1%が付与されます)
・データ残量の確認機能
・データプレゼント(受け取る側も設定が必要です)
契約者が自分なら、契約者連携と利用者連携を両方設定して、すべての機能が使えるようにしておきましょう。
契約者が自分以外(親など)の場合は、契約者(親など)が契約者連携をして、利用者(自分)は利用者連携だけすればOKです。
LINEモバイルの契約者&利用者連携の設定手順
▼LINEモバイル公式アカウントとの連携手順
- LINEモバイルの公式アカウントをフォロー(友だち登録)する
- LINEモバイルの「契約者連携」と「利用者連携」を設定する
まずはLINEアプリを開いて、LINEモバイルの公式アカウントをフォロー(友だち登録)します。
するとLINEモバイルのトーク画面にこのような「メニュー」が表示されます。
メニューから「契約者連携」をクリックします。
「新規ログインID連携」をクリックします。
LINEモバイルの「ログインIDとパスワード」を入力して、「連携する」をクリックします。これで契約者連携は完了です。
つぎに利用者連携をします。契約者連携が完了したら「マイページへ進む」をクリックします。
利用コードが表示されるので、利用コードをコピーしておきます。(長押しでコピー)
LINEに戻って、LINEモバイルのトーク画面のメニューから「利用者連携」をクリックします。
さきほどコピーした利用コードを貼り付けて(長押しでペースト)、「連携する」をクリックしたら連携完了です。
これで「契約者連携」「利用者連携」ともに完了しました。
ちなみに、今後はLINEモバイルのトーク画面のメニューから「契約者連携(マイーページ)」をクリックすれば、ログインIDやパスワードを入力することなく、LINEモバイルのマイページにログインできるので便利ですよ♪
データプレゼントの利用方法
つづいてデータプレゼントの利用手順を説明します。
LINEモバイルのトーク画面のメニューから「データプレゼント」をクリックします。
友だちリストからデータをプレゼントする相手を選んで、「次へ進む」をクリック。
プレゼントするデータ容量を変更する場合は、「500MB」と書かれた部分をクリックします。
プレゼントできるデータ量は、500MB、1000MB、1500MB、2000MB、2500MBから選べます。※プレゼントできるのは基本データ量のみです。
好きな容量を選んだら「完了」→「次へ進む」をクリックします。
内容を確認して「データプレゼントする」をクリックします。
WOW!「データプレゼント完了」これで友だちにデータがプレゼントできました。
データプレゼントをすると、LINEモバイルのトーク画面に送付手続きの通知が届きます。
データプレゼントの手順はこれでおしまいです。簡単ですね♪
データプレゼントでもらったデータ量は”当月末まで”しか使えないので、月末ギリギリになってプレゼントしても使い切れないので注意してください。
逆に早い時期にたくさんあげすぎてしまうと、今度は自分がデータ不足に陥ってしまう可能性もあるのでむずかしいところです。
使いきれる分をベストなタイミングで、上手にプレゼントできるといいですね。
LINEモバイルのデータプレゼント
・プレゼントできるのは基本データ量のみ
・お互いが利用者連携している必要がある
・使用期限は当月末まで、繰越はできない
500MB、1000MB、1500MB、2000MB、2500MB
データプレゼントの不満点
データプレゼントはとってもいいサービスですが、ちょっとだけ不満なところがあります。
それは、データプレゼントする友だちを選ぶときに、「すべてのLINE友だちが表示される」ところです。
LINEモバイルユーザーじゃない人たちも表示されているので、はじめて利用するときは「えっ、こんなに送れる人いるの?」って思いましたが、そんなわけありませんでした。
利用者連携しないと使えないサービスなので、「利用者連携済みのLINEモバイルユーザーだけを表示」してくれたら、もっと使いやすくなると思うんですけどね。
ほんとに近しい友人や家族以外だと、誰がLINEモバイルユーザーかわからないので、改善して欲しいなぁと思うところです。
LINEモバイルのデータ繰越まとめ
ということで、LINEモバイルのデータ繰越の仕組みや注意点、データプレゼントの利用方法についてでした。
LINEモバイルのデータ繰越についてまとめると
- データ繰越できるのは、基本データ量とデータ量の追加分
- データ繰越できないのは、前月繰越分とデータプレゼント分
- データ量が繰越せるのは翌月まで、使用期限は1ヶ月
- 繰越せるデータ量と消費する順番はマイページを見ればわかる
ということですね。
LINEモバイルのデータ容量の仕組みを理解して、あまったデータ量の繰越やデータプレゼント、足りなくなったときの追加購入をムダなく上手に使っていきたいですね。
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